作曲家 石山理のブログです 2017.03.21.更新


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人の縁とは不思議なもので             09.03.21

昨年末に作った名刺200枚。
もう残り30枚を切ってしまい慌てて追加発注することになった。

どんだけ使ってるのか自分でも全く把握していないので、いつも名刺を名刺入れに補充する時になってから残り少なくなっていることに気が付くことになるのだ。名刺は普段、仕事先や飲み会やパーティー、接待などの時に渡すが、俺はこれまで通算してどれくらいの名刺を渡しているのだろう。そうだな、年間平均300枚くらいは平気で使っているので…。となると名刺を持つようになってから約5年、普通に計算してもこれまで約1500枚以上は優に渡していることになるのだな。

つまりそれだけ「出会い」があるってことだ。
一度きりの人ももちろんいるが、意外と繋がっている人が多い。一期一会を大事にしてみたらとんでもなく太い絆になってしまった、なんてことはよくある話。AさんとBさんに違う現場でそれぞれに名刺を渡したら実はその二人は知り合いだった、とか。マイミク同士がマイミク、みたいな。それだけ狭い世界ということなんだろうけれどやはり人の縁とは不思議なものである。

時には逆に、一生続いていくであろうと思っていた人との縁が突然切れてしまったりなんてこともある。
まあこの場合の多くは何かしらの「問題」が生じてのことではあるのだけれど、これもまた運命とか宿命というヤツなんだろうなと仕方なく思うのだ。この縁を大事にしていこう、と思っている縁であればあるほどいとも簡単にピッと切れてしまうものなのかも知れない。これまた人の縁とは不思議なものであるなと思うワケである。

いずれにせよ出会いは多いに越したことがない。
このところ新しい仕事や人との出会いが増えている。時期的なことではあるのだろうがこうした傾向は非常にありがたいものだ。これから俺の周りにはどんな魅力的な人たちが集まってくるのであろうか。近所の桜も咲き始めたようだし、とりわけ春は出会いの季節といったところか。

そろそろ新しいところに向かわねばならない。
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by studio-junosam | 2009-03-21 00:51 | DIARY | Comments(6)

病みつきになりそうだ               09.03.13

先週末は横浜での子供向けイベントでピアノを弾いてきた。

イラストレーター・造形作家でいらっしゃる秋草愛さんの原画展に合わせ、彼女が描いた絵本や紙芝居の絵をスライドで映しながら役者が物語を朗読し俺がピアノで音楽を付けていくという催し。

芝居や朗読などに音楽を付けることは普段からやっている仕事なので曲を産み出す苦労は多少あれど何ら問題なくできる範囲ではあるのだが、今回は更に「自分で生で弾く」という要素が加わってしまったもんだからいつもと勝手が違い戸惑った部分もあった。

なので今回はわがままを言って本番の会場で本番と同じようなリハーサルを数多くやっていただいたわけだ。スライドを切り替えるタイミング、役者の読み、そして俺のピアノがしっかりリンクし合わないと当然いいものにはならない。ちょっとした気持ちのズレで作品の出来の善し悪しが大きく変わってしまうし。

結果、関わったメンバー全員が自分の持ち場をしっかりこなしてくれたのでとても満足のいくものになった。お客さんも毎回家族連れで満員。小さな子供からおじいちゃんおばあちゃんまで幅広い年齢層の方に来場していただき大いに盛り上がり喜んでいただけたようだ。

俺自身もあんな大勢の前でグランドを弾くなんてことはそうそうあることじゃないし、緊張しながらもすごく楽しく気持ちよく演奏できて満足なのだ。主催者も喜んでくれたようで何より。

こりゃあ病みつきになりそうだ。
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by studio-junosam | 2009-03-13 02:11 | DIARY | Comments(8)

ひと皮むけたいい音だ               09.03.07

立体的で深みのある贅沢なサウンドに仕上がった。
今までの横に広い扇型に厚みが増してより広く音場がはっきりした感じ。

これまでのサウンドも決して嫌いではなく、むしろ好きだったのだが、今回の方がよりオレの楽曲には合っている。特にスケールの大きい曲を書いた時などはその効果が更に鮮明に表れるのではないだろうか。低音がもう気持ち欲しいところだがそこは許容範囲内。ひと皮むけたいい音で満足いくレコーディングとなった。

さすがクリエイティブエンジニア・森田良紀である。
しばらく試行錯誤し自分探しをしていた甲斐があったようだ。

彼との付き合いはもうかれこれ5、6年になろうか。丁度ひと回り年下なのだが音楽的思考がほぼ同じなので難しい説明をしなくてもいつもピンそば30センチ以内には落としてくれる。痒いところにも十分手が届くなんともありがたく心強い仲間なのだ。

オレは今回のアレンジでも楽器の数を必要最小限に抑えることに相当意識を向けた。今年はこれまでの「付け足す」から「削ぎ落とす」に手法を変えているので今回もそれを継続したわけだ。木管も加えたかったのだが弦のアレンジを再考することでなんとか解決、十分ゴージャスなアレンジになったと思っている。まだまだ未熟だがこうして進んでゆかねばならない。

今回のプロジェクト、作家もエンジニアもこれまでの作品作りの手法を大幅に変え新しい領域に進もうとしている中で行われたわけだが、お互いの現時点での「変わりっぷり」が相当プラスに作用していると実感したレコーディングであった。

関わったメンバー全てが同じ方向にベクトルを向けていけば説得力を伴ったいい作品ができあがること間違いない。高い技術と向上心、そして情熱を持ったこうした仲間は何よりも大事な宝である。
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by studio-junosam | 2009-03-07 22:44 | DIARY | Comments(0)

このくらい忙しい方がいいのだ           09.03.04

竹上妙さんの個展に行ってきた。

今回は悔しいくらいに時間が取れず駆け足での鑑賞となってしまったが、相変わらずどの作品も表情、構図、色使いが相当に素晴らしい。木版画を中心にリトグラフや彫刻、オブジェ等々が会場を埋め尽くしており不思議で暖かく上質の竹上ワールドを展開していた。

そんな中でも気になってしまったのが4年がかりで織ったタペストリー。
義母のアトリエにて4年前から制作していたのでことあるごとにチラ見程度に拝見はしていたのだが、こうして数ある作品と一緒に展示されるとその存在感の最たるものや。普段はなかなか褒めてくださらない先生からもお褒めの言葉を戴いたらしく本人も上機嫌。本当に素晴らしい作品群だった。

このような若いアーティストから受ける刺激はとてつもなく大きい。
初心を忘れていないつもりで創作活動をしているが、こういう刺激を受けるといかに今の自分が受け身になっているかというのを実感させられる。知らず知らずのうちに自分が変わってしまっているのだな。

で、オレだ。
このところ毎日のピアノ練習に加え、打ち合わせ、リハーサル、レコーディング、そして週末には本番と久々の超過密スケジュールである。かなりタイトに動いているので体力的にはキツいけれどきっと今は精神的にはこのくらい忙しい方がいいのだ。

データを準備して資料を整理して譜面を書いて…。
あっ、明日からはWBC東京ラウンドも開幕してしまうのだな。

いつ寝ようか…
それだけが問題だ。
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by studio-junosam | 2009-03-04 01:52 | DIARY | Comments(4)